五郎丸 塊維

- Kaii Goromaru -
 '71.8.31 福岡市に生まれる。

 25歳のとき、母親から贈られた画材セットがきっかけで絵を始める。

 数々の油彩画を制作し、父の五郎丸清春(日展系示現会会員)に指導を仰ぐ。

 地道な創作活動を続ける中、会社勤めとの両立に限界を感じ、'99.7、当時勤めていた
会社を退職する。

 生徒を指導する道を拒む一方、日本での制作過程で自己のカンヴァスに滲み出る
『色』に疑問を憶え、2000.4.1 渡仏、パリへ移り住む。

 2ヶ月間の語学学校を経て、かつて佐伯祐三も通った
『アカデミー・ドゥ・ラ・グランド・ショミエール自由科』に入校、仏人の裸婦デッサンを
3ヶ月間描き続け、同年9月に 通学を修了し独立、プロの世界へと参入する。

 風景、静物などを中心に、10月・11月で83枚の油彩画を制作し、12月にギャラリーへの
売り込みを開始、パリ6区、国立美術大学そばの『GALERIE ETIENNE DE CAUSANS』及び、
パリ4区、ポンピドーセンターそばの『GALERIE YVES FAY』の両オーナーの目に止まり、
2001.1に1週間、2月に4週間の個展開催を認められる。

 さらに同年3月、『パリ三越』にて計4名のグループ展に参加。その後、ゴッホやセザンヌなど
印象派の足取をたどり、イタリア及び南仏を写生旅行、2001.4.24に帰国する。

 帰国後8月、故郷・福岡市の『ギャラリーだいせん』をかわきりに、11月に
『COFFEE & REST 道しるべ(大分県宇佐市)』、12月に『ギャラリー銀座(東京都中央区)』、
2002.1に『道の駅・小国 ゆうステーション(熊本県阿蘇郡)』にて渡仏帰国展を開催。
その夏季には和服をテーマにした大作を携え、広島・大阪・佐世保をまたぐ巡回展示会を行う。

 同年初秋に大阪市内へと本拠地を移し、京都・賀茂川などを中心に、異国文化の融合性を
念頭に置いた創作活動を続ける。

 その後、1年と5ヶ月におよぶ長い沈黙を経て、2004.1に
『GALLERYさくら(東広島市西条町 さくらや西条駅前本店2F)』に於いて、自己の絵画人生を
『道』になぞらえた作品展を開催する。

 同年中旬頃からは木版画制作にも取組み、創作の幅を広げながら、
観点の多様性を模索する。

 2006.7には、大分県豊後高田市西真玉の山あいにある宿泊施設
『VILLA FLORESTA(ヴィラ・フロレスタ)』へ移り住み、風景写真等を撮りながら、
くにさき半島を芸術的切口でPRする業務へと加わる。

 2007.1、豊後高田市での活動を満了し、瀬戸内へ移転。潮の香り漂う、東広島市は
『大芝島』を活動の中心地と選び、再び画業に専念する。題材は、じゃがいも畑であり、
かつて住人で賑わったであろう空家であった。まるで時が止まったかの空気の中、
静寂が描かれる。

 2008.7、画材の総てを、故郷福岡へ移す。

 2009.1.14、福岡市南区にアトリエを構え、絵筆を握った当初に描かれた風景を
眺めながら、新たなる制作へと取組む。


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代 表 者 五郎丸 塊維
tél (092) 555-9999
fax (092) 555-9998
E-mail info*atelier-kaii.com
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